こんにちは、当ブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
早速ですが、あなたは仕事が終わっても、まっすぐ家に帰る気になれないことはありませんか?
実は僕も、仕事が終わっても家に帰りたくないと思った時期がありました。
この症状は、帰宅恐怖症と呼ばれています。
それには、いくつかの理由があったわけですが、現在はまっすぐ家に帰ることに抵抗を感じることがなくなりました。
そこで、この章では帰宅恐怖症について、どうすれば家にまっすぐ帰る気になれるのか、僕の体験を含めお伝えします。
帰宅恐怖症とは
帰宅恐怖症とは、夫が家に居心地の悪さを感じて、家に帰るのが怖くなる恐怖症です。
その原因は、「妻が怖い」からです。
常に妻の顔色をうかがい、妻とのやりとりに疲れ、帰宅が億劫になり、仕事が終わっても会社に居残り、まっすぐ家に帰らず、妻が寝静まった頃に帰宅するといったような帰宅恐怖症の夫が近年増加しています。
帰宅恐怖症!僕の体験談
冒頭にも書きましたが、実は僕も、仕事が終わっても家に帰りたくないと思った時期がありました。
その頃は仕事が忙しく、毎日3時間~4時間の残業をしていた頃でした。
僕の家は僕の両親と同居で、確かに妻も気を遣う毎日を過ごしていたはずです。
ですので、そのストレスのはけ口が僕にくるわけです。
僕が帰宅恐怖症になる数年前に僕は妻と大喧嘩をし、妻が家を出ていくと言い出したことがありました。
その後、何度もあやまりましたが許してはもらえませんでした。
子供のこともありましたし、それから僕は妻のご機嫌を取るようになりました。
食後のかたずけを毎日やったり、休みには家の掃除をしたり、離婚を回避するために必死でした。
当然、夫婦の夜の営みも拒否されるようになり、離婚も時間の問題でした。
妻としては、子供が高校を卒業する頃には離婚するつもりのようでした。
そして、なにかある度に妻は言います。「1度夫婦の間に亀裂が入ると割れたガラスのようにもとには戻れない!」
この言葉は僕を益々追い詰めていきました。
ですので、さらに妻のご機嫌をとるようになっていったのです。
そして、この頃には僕の心はクタクタになっていましたし、妻が怖くて仕方ありませんでした。
それから、家に帰りたくないという気持ちが芽生えはじめ、わざと遅く帰宅するようになりました。
帰宅恐怖症でなくなった以外な事実
ある日のことです。僕に知らない女の人から電話がありました。
その内容は衝撃的なものでした。
その人は僕に「あなたの奥さんは浮気をしている」と伝えてきたのです。
僕は「何をバカげた嘘を言っているんだ!」というと、証拠があるから今からある場所に来てくれと言われました。
僕はそんなこと信じませんでしたし、お酒も飲んでいたので行かないと断りました。
その女は相手の男の名前も出してきたのですが、それでも僕は信じられませんでした。
そのあと妻にこんな電話があったと話すと、最初は「そんなの嘘だよ」と言っていましたが、男の名前を教えると、正直に話すと言い全てを僕に話してくれました。
電話をしてきた女性は浮気相手と同棲している彼女だったようです。
僕は怒りで妻を初めて平手打ちをしました。
やりきれない思いとショックで寝室の壁にも穴を開けました。
妻はよく言っていました。「浮気したら離婚するから」って・・
その妻が自ら浮気をしていたのです。
「俺はこんな女のために、毎日ご機嫌とりをしていたのか!」そう思うと妻への気持ちは今までとは違うものとなりました。
妻への気持ちというよりは、妻に対する信頼がなくなったのです。
嫌いになったとか、そういう気持ちはあまり湧かなかったのですが、その真実を受け入れることができず、頭はパニックです。
それから数日後、妻は「離婚しないとしても、これから喧嘩をする度に私が浮気していたことを責められるのは嫌だ!」そう言ってきたのです。
傷ついているのは僕なのに、なんて勝手な女なんだと思いました。
僕は今後どうするか考えました。しかし、子供のことを考えると心が痛みました。親の勝手な事情で子供まで悲しませてしまうことになるからです。
また、妻が浮気をした理由が僕と大喧嘩をした頃で、それが原因で「どうせ離婚するのだから」と自暴自棄になっていたため、相手は誰でもよかったということです。
ですので、今回のことは許すことにしました。
しかし、妻のことは信用しないようになってしまいました。
また、スマホをいじっている時も、どこかの男とLINEでもしているんじゃないかとか・・
その後も、また浮気をしたのではないかと限りなく黒に近い出来事がありましたが、だんだんどうでもよくなっていきました。
そして、この女はただの同居人だと思うようにしました。
こんなことがあると、愛はありませんし、数%の情が残っているだけです。
今は、妻とは正面からは向き合わず、斜め45度から向き合っています。
僕にとって真剣に正面から向き合うような人間ではないですし、それなりに適当に付き合うようになりました。
そうしたら、帰宅恐怖症は自然に治っていったのです。
これは僕の妻が原因をつくったことで、僕の帰宅恐怖症が治った「まれ」な内容ですが、よく考えてみると僕は妻のことを、もともと好きでも嫌いでもなかったのかもしれません。
だから、浮気も許せたのかもしれませんね・・
帰宅恐怖症を治す方法
僕が出した帰宅恐怖症を治す方法は以下のとおりです。
◆ カウセリングを受けてみる
◆ 妻に自分がなぜ遅く帰宅しているか全てを話してみる
◆ 妻の弱みを見つけ出す
◆ 妻と正面から向き合わない
◆ 妻とは斜め45度から向き合う
◆ 離婚したら自分の生活はどう変わるのか、今の自分に妻は本当に必要なのかを考えてみる
いかがですか?あなたが期待していた答えとはおそらく違う内容だと思いますが、それだけ帰宅恐怖症を治すことは難しいのです。
上記は、僕の経験を基に僕なりに出した内容です。あなたにとっては的外れかもしれませんが、家は心が安らぐ場所でなければなりません!
どうしてよいのか分からないあなたは、まず、心療内科でカウセリングを受けてみることから始めましょう!
あなたは、あなたの妻や他人のために生きているわけではありません。
我慢することは確かに必要です。しかし我慢することは美徳ではありません!
そんなことをしているうちに、歳をとり死んでしまいます。
僕らの未来で一つだけ分かっていることは、確実に死ぬことです。
細く長く生きていくか、太く短く生きていくかは人それぞれですが、1度自分の人生を生きているか真剣に考えてみてはいかがでしょうか?
あなたが正面から向き合うのは、帰りたくない家に居る奥さんではありません!
ですので、僕はじめっとするのはうんざりしていますし、今は自分と正面から向き合い、これからどう生きていくべきかを常に考えています。
帰宅恐怖症になりがちチェック
帰宅恐怖症は、ほんの些細なことから始まります。
以下の10項目は、夫婦問題カウンセラーのカウンセリングの経験にもとづく「帰宅恐怖症チェックポイント」です。
(1)妻はコントロールしたがる傾向がある
(2)妻は常に自分を正当化しようとする
(3)妻に褒められたり、肯定されたことがあまりない
(4)妻から否定されていると感じることが多い
(5)妻が正しくて、自分が間違っているような気がする
(6)妻の顔色をうかがったり、ご機嫌とりをしてしまう
(7)妻にはビクビクして何も言えない
(8)夕方近くになると憂鬱になる
(9)妻が寝静まった頃に帰ろうとする
(10)家のドアを開けるのが怖く感じる
あなたにいくつ当てはまったかよりも、番号が下にいくほど深刻な状態です。
まとめ
帰宅恐怖症は、日々のささいな積みかさねから、妻に恐怖心が芽生えてしまい、自然に身構えてしまうようになってしまいます。
「帰宅恐怖症」も、さまざまな病気と同じように、症状が軽いほど、治療できる可能性が高まりますので、まずはカウセリングを受けてみることをおすすめします。
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